西宮神社海上渡御祭 H19.4.19 AM7:30より
平成19年4月19日(木)見事な祭り日和の晴天の中、西宮神社海上渡御祭が執り行われました。
この祭りは約400年の歴史を持ち、特に不漁や海難事故のあった翌年に、当年の無事故と大漁を
祈願して行われてきたものです。今回は、この祭りを主催する西宮神社が創建1260年目を迎えた
ということもあり、6年ぶりに開催することとなりました。
新湊漁協青年部では、この祭りの際に行われるボンボコ舞を日頃から何度も練習してきました。
このボンボコ舞は、古くからの伝統芸能であり、また県指定無形民俗文化財でもあります。修跋の
面を被った舞い手が笛や太鼓、ほら貝の音にあわせて四方へ向かって矢を放ち、魔を祓い清める
仕草はまさしく勇壮というだけでなく、伝統芸能を自分たちが継承していこうという気概も感じさせます。
神社での神事の後、新湊漁協前でボンボコ舞を披露、その後はいよいよ出港です。
西宮神社のご神体である「恵比寿様」を御座船で海上へと運ぶと、ボンボコ舞や神事を行い、
これからの豊漁を祈願しました。海上へは、御座船だけでなく、大漁旗をたくさん掲げた漁船が18隻も
連なって出港し、色とりどりの旗が風を受けはためく様が、とても印象的でした。
船が港に戻ってきた後は西宮神社の総代長宅など、数軒のお宅をボンボコ舞がまわり、その賑やかな
音に集まった大勢の近所の方々は、力強く舞われる舞に、目を奪われているようでした。
前回この海上渡御祭を執り行った際には、その後豊漁が続いており、今年も今後の豊漁におおいに期待
したいと思います。
写真で辿る西宮神社海上渡御祭
新湊漁協前。ボンボコ舞今年初披露です。
いざ出港!それにしても良い天気です。
風になびく大漁旗。格好良いですね。
海上では神事と共にボンボコ舞も奉納します。
滅多に見られない舞にご近所の皆さんも集まってます。
新湊漁協青年部の皆さん、お疲れ様でした!
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